カシオ計算機は14日、グループ全社で500人規模の人員削減を行うと発表した。グループ従業員の5%に当たる。中国の景気悪化や電子ピアノ市場の長期低迷を受けて業績が落ち込んでいるためで、2025年度の固定費削減効果として約50億円を見込む。
グループ全ての事業が対象で、500人の内訳は国内が8割、海外が2割を想定。対象となる年齢などの条件や退職日は今後決定し、24年度中に実行する。
時事通信