
ドバイ:ドバイを拠点にする不動産開発会社リミットレスは先週、債権者に対し、法務および財務顧問を任命し、金融再編計画に取り組むことを望んでいるとの同社文書をロイター通信が確認した。
リミットレスは、ナキールと共に、2009年に始まったドバイの地下の値崩れとその後の債務危機の最大の犠牲となった企業であった。
国の投資ビークルであったドバイ・ワールドが以前所有していた同社は、債務再編を余儀なくされたドバイの企業の1つであった。
リミットレスは、「流動性危機により、2020年3月末に未払収益を支払うことができないことを確認している」と、会社債権者グループの代理人であるマシュレクバンクに3月23日付けの書簡で通知した。
リミットレスの広報担当者は、次のように述べている。「すべての利害関係者に便益をもたらすソリューションを見つけるための最初のステップとして、債権者に書簡で通知しました」。
リミットレスは書簡の中で、ドバイ・ワールドのチームが同社の取締役会に助言を行っていると述べた。
書簡では、同社が「関係者とその他債権者の便益のための再編計画」について合意することを約束したと述べた。
「この目的を達成するために、私たちは当社を支援する法務および財務顧問の雇用の最終段階にあります」。
2016年、リミットレスは、2016年12月、2017年、2018年の3回に分けて約12億ドルの銀行債務を支払うという金融機関との2度目の債権契約に達したが、返済は一部のみしか行われていない、と関係者は語った。
過去10年間の大半の時期において不動産価格が下落してきたドバイは、コロナウイルスの危機が、観光や建設など経済に不可欠な分野に影響を与えたため、経済的打撃に備えている。
S&Pグローバルレーティングスは、ウイルスのアウトブレイクによりドバイの不動産市場における需給の不均衡が深刻化したと述べ、信用格付け機関は不動産価格が「2010年の最終サイクルの底部で見られた水準に近づいている」と推定している。
ロイター通信