リヤド:サウジアラビアの6月の非石油活動は前月比2.2%増となり、王国経済の多角化努力の継続的な成長を示した。
統計総局によると、王国の6月の鉱工業生産指数(IPI)は1.6%低下したが、これはOPECが合意した石油生産量削減が原因である。
前年同月比では、IPIは2023年6月から4%低下し、さらに急激な低下を示した。
GASTATは、IPIを工業生産量の変化を測定する経済指標と定義している。IPIは、鉱工業生産調査から収集されたデータを使用して計算される。
同局は、6月のサウジアラビアの鉱業・採石業活動が2023年同期比で11.3%減少したことを指摘した。
この落ち込みは、王国がOPEC+協定の一環として原油減産を決定したことに起因する。世界の石油市場を安定させるため、サウジアラビアは当初、2023年4月に日量50万バレルの原油生産を削減し、現在はこの削減を2024年12月まで延長している。
GASTATは、「鉱業・採石業活動の相対的重要度が指数の重みの61.4%を占めていることから、鉱業・採石業活動指数の傾向は鉱工業生産指数の全体的傾向を支配しており、次いで製造業活動が35%、電気・ガス・蒸気・空調供給活動が2.8%の相対的重要度で続いている」と述べた。
同報告書はさらに、電気・ガス・蒸気・空調供給活動のサブ指数が6月に前年同月比で10.2%上昇したことを示した。
さらに、上水道、下水道、廃棄物管理業務は6月に前年同月比1.7%上昇した。