• 国民の失業率低下を目指すポータルサイト
• サウジ国民の失業率、2024年第1四半期に7.6％に到達

アラブ・ニュース

リヤド: サウジアラビアは政府と公共部門にまたがる求人情報を提供する統合雇用ポータルを開設した。

Jadaratプラットフォームは、同国のアーメド・アルラジ人材開発大臣によって公開された。

このオンライン・ポータルの設立は、国民の失業率を低下させるという国の使命に沿ったものである。

6月に統計総局が発表した報告書によると、サウジアラビア国民の失業率は今年第1四半期に7.6％に達し、前四半期から0.2ポイントの微減、年間では1.1ポイントの減少となった。

アルラジ大臣は発足式で、民間企業で働くサウジアラビア人の数が200万人を突破し、サウジアラビアの状況に国民が参加するようになったことを意味すると述べた。

同大臣は、Jadaratプラットフォームは、人材開発基金(HRDF)が国家幹部に力を与え、労働市場への参加を強化するのに役立つと期待されていると付け加えた。

アルラジ氏は、同基金は今年上半期に37億9,000万SR（10億1,000万ドル）を費やして、王国の雇用と訓練プログラムを支援したことを明らかにした。

HRDFの責任者であるトゥルキエ・アル＝ジュワイニ氏は、このプラットフォームは複数の部門で7万件以上の雇用機会を提供していると述べた。

7月にNational Labor Observatoryが発表した報告書によると、サウジアラビア国民234万人（男性138万人、女性95万7,798人）が王国の民間部門で雇用されているという。

2022年10月、サウジアラビアは求職者と公共・民間部門の雇用機会を結びつけるJadaratの試験段階を開始した。

このプラットフォームを通じて、サウジアラビアはTaqatとJadarahのポータルに登録した求職者のデータを統合した。前者は雇用支援プログラムとして、後者はオンライン求人システムとして機能した。

6月に発表されたGASTATの報告書によると、サウジアラビアの労働市場指標は改善を示しており、今年第1四半期のサウジアラビア女性の雇用人口比率は0.6ポイント上昇し30.7％となった。

当局はさらに、サウジアラビア女性の労働力率は2024年1～3月期に0.8ポイント上昇し35.8％となったと発表した。

サウジアラビアの男性労働者の雇用人口比率と労働力率はそれぞれ1.2ポイントと1.0ポイント上昇し、63.6％と66.4％に達した。

同報告書は、サウジアラビアの失業者の95.9％が同国の民間部門で働くことを希望していると付け加えた。