
日本株は火曜日にエネルギー関連企業が原油価格の下落の影響を受けて下落し、一方でウイルスの流行が企業収益を前にリスク選好度を低下させた。
日経平均株価は1.58%下落して19,358.77となり、金曜日にほぼ6週間ぶりに高値を更新した19,922からさらに下落した。日経平均株価は1.58%下落して19,358.77となり、金曜日の6週間の高値19,922に迫る高値からさらに下落した。
投資家は今週後半から始まる日本の決算期に注目しており、全体的に取引は低調だった。
原油価格が注目され、5月の米原油先物が一晩でマイナスに転じたことから、石油市場に影響を与える企業が注目された。
エネルギープラントエンジニアリングの日揮が4.1%下落、千代田化工建設が3.1%下落した。
資源事業が主力の商社も影響を受けた。
三菱商事が2.0%の下落、三井物産が2.2%の下落。伊藤忠は1.6%下落した。
また、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を懸念する投資家が続出していることから、半導体関連などの景気循環株も押し下げられた。
シリコンウェーハメーカーのSumcoは3.9%下落し、電子部品メーカーのTDKは3.3%下落しました。
原油価格の下落は、通常であれば利益を享受するはずの航空会社などの企業の安堵も限られたものとなった。
日本航空は1.3%の減益となったが、ライバルのANAホールディングスは3月期の利益予想を前回予想の940億円から270億円に引き下げ、0.3%の増益を確保した。決算発表は4月28日を予定している。決算発表は4月28日を予定している。
タカラバイオは、開発中のコロナウイルスワクチンの量産体制を構築するとの報道を受けて11.8%上昇。
また、任天堂が各国のロックダウンを受けて需要が高まっている人気ゲーム機「Switch」の増産を検討しているとの報道を受けて0.6%上昇した。
食品の明治ホールディングスが1.8%上昇、トイレタリー用品の花王が1.1%上昇するなど、ディフェンシブ株が引き続き好感された。(1ドル=107.6000円)
ロイター