
全日本空輸は12日、2025年大阪・関西万博を記念した特別塗装機「EXPO2025 ANA JET」を羽田空港で報道陣にお披露目した。同日午後に関西空港行きの便で就航し、来年9~10月ごろまで全国各地の空を飛ぶ。
運航はANAグループのANAウイングス(東京)が担う。機体は白を基調に、万博と全日空のイメージカラーを流線形に組み合わせてデザイン。万博の公式ロゴも描いた。全日空の井上慎一社長は「この機体が世界中から万博へ訪れる人々にとって、未来への夢と希望を乗せて飛び立つ象徴になることを願っている」とあいさつした。
ANAホールディングス(HD)は、万博で「空飛ぶクルマ」の運航事業者に選定されている。米新興企業ジョビー・アビエーションと組み、デモ飛行を実施する予定となっている。
時事通信