
日経アジアが情報筋の話として報じたところによると、日本の競争監視委員会は、グーグルが独占禁止法に違反しているとして有罪判決を下す見通しだという。
公正取引委員会(JFTC)は近く、グーグルに独占的行為の停止を求める排除措置命令を出すという。
公正取引委員会からはコメントを得られなかった。
日本の競争監視委員会は昨年10月、ウェブ検索サービスにおける独占禁止法違反の可能性があるとしてグーグルの調査を開始した。
クロームは世界で最も広く使われているウェブブラウザであり、グーグルのビジネスの柱となっている。
米司法省は先月、グーグルの検索独占に終止符を打つため、アルファベット傘下のグーグルはクロームブラウザを売却し、5年間はブラウザ市場への再参入を認めるべきではないと、裁判官を前に主張した。
ロイター