
東京:日本の日経平均株価は2024年の最終取引日、投資家が年初来で20%近く上昇した株価指数に利益を確定したため、前場につけた5ヶ月ぶりの高値から後退した。
日経平均は0.11%高で始まった後、0.96%下落して39,894.54で取引を終えた。日経平均は0.11%高で始まった後、0.96%下落し、39,894.54で取引を終えた。
同指数は今年、円安と日本の中央銀行の低金利政策に支えられ、19.22%上昇した。2023年には28%上昇していた。
TOPIXは0.6%安の2.784.92となった。
岡三証券のチーフ・ストラテジスト、松本文夫氏は「日経平均が4万円の大台を超える明確な理由が見つからなかったため、投資家は株を売った」
「だからといって、投資家が来年の相場を悲観しているわけではない。ただ、日本市場の年末年始の休場が例年より長いので、その間のリスクを避けたいだけかもしれない」
日本市場は火曜日からの年末年始の休場の後、2025年1月6日に再開する。
ユニクロブランドを所有するファーストリテイリングは1.59%下落し、日経平均の足を最も引っ張った。チップテスト機器メーカーのアドバンテストは2.6%下落した。
日産自動車は5.73%下落し、日経平均の最大のマイナス要因となった。同業の本田技研工業との合併交渉が表面化したことで、日産自動車は今月33.7%急騰した。しかし、株価は13.39%下落して今年を終えた。
データセンター向け電線ケーブルを製造するフジクラは今年6倍に成長し、日経平均株価の上昇率トップとなった。
チップ製造に使われる検査装置を製造するレーザーテックは今年59%下落し、日経平均の年初来ワースト・パフォーマンスとなった。
ロイター