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トランプ大統領の復帰は世界経済の見通しに対する最大のリスクとする調査結果

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28 Jan 2025 05:01:40 GMT9
28 Jan 2025 05:01:40 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:金融アナリストのオックスフォード・エコノミクス(OE)が実施した調査によると、ドナルド・トランプ氏の米大統領復帰は世界経済の見通しにとって最大のリスクである。

最新のグローバル・リスク調査では、企業の3分の2が、米国大統領の政策は今後2年間の世界経済に非常に大きな脅威をもたらすと考えていると回答した。

しかし、5分の4以上の企業は、米国経済は引き続き好調を維持し、今年も他のG7諸国を上回ると予想している。

OEによると、企業が短期的に世界経済の下振れリスクとして最も重視しているのは、地政学的緊張に代わってトランプ大統領の政策の影響だという。今回の調査では、回答者の半数以上が世界的な貿易戦争が非常に大きなリスクであると考えている一方、地政学的な懸念は過去2年間で最低のレベルまで著しく低下している。

世界的な成長見通しについて、「ネガティブになった」と回答した企業の方が「ポジティブになった」と回答した企業よりも多かった。しかし、世界成長への期待は依然として安定している。

地政学的緊張と保護主義が最も高い長期リスクとなり、調査対象企業の3分の1が挙げた。気候変動は、4分の1以上の企業が挙げたその他の長期リスクである。

しかし、調査結果は、企業がAIの長期的な経済効果に納得していないことを示唆している。回答者のわずか6%が、今後数十年間における世界経済の最大のリスクはAIなどの技術開発だと考えている。

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