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2月の日本の輸出は急増し、貿易黒字に トランプ関税への懸念は続く

日本の輸出はここ数カ月で急増している。トランプ大統領の関税が発動される前に海外に出荷しようと企業が急いだからだ。(AFP)
日本の輸出はここ数カ月で急増している。トランプ大統領の関税が発動される前に海外に出荷しようと企業が急いだからだ。(AFP)
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19 Mar 2025 02:03:40 GMT9
19 Mar 2025 02:03:40 GMT9

東京:日本は2月、輸出が年率11.4%のペースで増加した一方、輸入はわずかに減少し、ドナルド・トランプ大統領の関税引き上げに対する懸念が高まる中、2ヶ月連続の赤字の後、黒字を残したと発表した。

財務省が水曜日に発表したところによると、輸出の増加により、2ヶ月連続の赤字の後、先月は貿易黒字となった。

日本は先月、5840億円の貿易黒字を記録した。前年は4150億円の貿易赤字だった。輸出の急増は、1月の年間7%増を上回った。輸出は9兆1,900億円(610億ドル)、輸入は0.7%減の8兆6,100億円(570億ドル)だった。

1月の輸入は前年同月比で17%近く急増した。

日本の輸出はここ数カ月、トランプ大統領の関税が発動される前に海外に出荷しようと企業が急いだため、急増している。

鉄鋼とアルミニウムに対する米国の関税引き上げはすでに始まっているが、日本経済にとって最大の脅威は、来月発効予定の自動車関税である。日本政府関係者は、米国の重要な貿易相手国であり同盟国である日本に対し、トランプ政権からの免除を求めてきた。

日本の2月の対米輸出は10.5%増加したが、対米輸入は2.7%減少し、9188億円の黒字となった。

アジア向け輸出は前年比で約16%急増したが、欧州向け輸出は4.5%減少した。

輸出急増の大部分を占めたのは、食品、機械、自動車などであった。

中東からの輸入は原油価格の下落により減少した。

また水曜日、日本の中央銀行は予想通り基準金利を0.5%に据え置いた。

中央銀行はインフレ率上昇に対抗するため、基準金利をゼロ以下から徐々に引き上げてきたが、トランプ大統領の政策は世界経済の見通しや貿易に対する不透明感を高めている。

AP

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