
東京:ソフトバンクグループは水曜日、米国の半導体会社アンペアを65億ドルで買収することで合意に達したと発表した。
この買収は、AIブームによりチップ需要が爆発的に増加する中で行われたが、規制当局の承認が条件であるとソフトバンクは声明で述べた。
アンペア・コンピューティングは、ARMコンピュート・プラットフォームをベースとした「高性能でエネルギー効率が高く、持続可能な」AI技術に特化したチップ設計会社である、と声明は述べている。
ソフトバンクはすでにアーム・ホールディングスの大株主であり、その技術はスマートフォンの99%に使用されている。
2025年後半に完了する見込みのこの買収は、ソフトバンクのAIへの積極的な取り組みを強化するものだ。
2月、ソフトバンク・グループと米ハイテク大手OpenAIは、高度な人工知能を企業に提供する合弁会社を設立すると発表した。
両社はすでに、ドナルド・トランプ米大統領が1月に発表した、米国内の人工知能インフラに最大5000億ドル(約55兆円)を投資する「スターゲイト(Stargate)」の推進で協力していた。
AFP