カイロ:ヨルダン、イラク、レバノンの3カ国は、イランがイスラエルに対してドローンやミサイル攻撃を行ったため、13日夜半まで閉鎖していた領空を14日に解除した。
ヨルダンの国営テレビは、航空当局の発表として、ヨルダンが航空管制を再開したと伝えた。領空開放は予定より3時間以上早かった。
イラクの航空局は、安全上のリスクは克服されたと述べた。
レバノンの空港は一晩の閉鎖の後、活動を再開すると国営テレビが報じた。
イランは13日遅く、自爆ドローンとミサイルをイスラエルに向けて発射した。イランがイスラエル領土を直接攻撃したのはこれが初めてであり、地域紛争が拡大する恐れがある。
イランとイスラエルの間に位置するヨルダンは、自国領土を侵犯するドローンやミサイルを迎撃するため、防空態勢を整えたとある情報筋が語った。
アメリカとイギリスの戦闘機が、イラクとシリアの国境地帯上空で、イスラエルに向かっているドローンを迎撃した、とチャンネル12が報じた。
ロイター通信