
東京株式市場は、日本政府が今週末に一部地域の非常事態宣言を解除するとの期待から、月曜日は高値で取引を終えた。
ベンチマークの日経平均株価指数は211.57円(1.05%)高の20,390.66円で終え、一方、より広範なTOPIX指数は22.34円(1.53%)高の1,480.62円となった。
日曜日、パンデミックへの対応を担当する大臣は、政府は今月中に日本のほとんどの県で規制を緩和することを検討していると述べた。
岡三オンライン証券の武部力也シニアストラテジストは、規制が緩和されたことで経済活動が活発化するとの期待が持てるだろうと述べている。
ただし、政府は東京などの一部地域では引き続き警戒を促していくとみられている。
アジアの取引でドルは106.92円をつけたが、金曜日後半のニューヨークでは106.73円となった。
個別株取引では、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが金曜日に休園を延長すると発表したにもかかわらず、近く再開するだろうとの期待感から4%増の14,280円となった。
オリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの再オープン時期については、中央政府と地方自治体による緊急事態宣言解除後に決定するとしている。
航空会社が上昇し、日本航空が9.76%増の1,957円、全日空が10.61%増の2,418円となった。
ユニクロを運営するファーストリテイリング3.17%増の5万3580円、ソニーは1.59%増の7059円になった。
日産は9.32%高の380円、トヨタは2.55%高の6,658円だった。
AFP