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日本のコアインフレが加速し、日銀の金利政策が複雑に

日銀は来週、金利を0.5%に据え置き、成長率見通しを下方修正する予定だ。(AFP)
日銀は来週、金利を0.5%に据え置き、成長率見通しを下方修正する予定だ。(AFP)
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18 Apr 2025 12:04:38 GMT9
18 Apr 2025 12:04:38 GMT9

東京:日本の3月のコア・インフレ率は、食品コストの持続的な上昇によって加速した。

このデータは来週の日銀政策決定会合を前に発表されたもので、日銀は金利を0.5%に据え置き、成長率見通しを下方修正する予定だ。

石油製品を含み生鮮食品を除いたコア消費者物価指数(CPI)は3月に前年同月比3.2%上昇し、市場予想の中央値と一致した。2月の3%上昇に続く上昇だった。

生鮮食品と燃料費の両方の影響を取り除いた別の指数は、より広範な物価動向指標として日銀が注視しており、市場予想の2.8%上昇に対し、3月は2.9%上昇した。2月の2.6%上昇に続く上昇だった。

頑強な食料品価格の高騰と賃金の上昇により、消費者インフレ率は日銀の目標である2%を3年近く上回っており、中央銀行が現在の0.5%から利上げを継続するとの市場の予想を下支えしている。

ワシントンは米国への輸入品に対する徹底的な関税措置の計画を90日間延期すると発表したが、アルミニウム、鉄鋼、自動車に対する25%の関税と輸入品に対する一律10%の課税は維持している。

このことは、輸出主導の日本経済の緩やかな回復を頓挫させる恐れがあり、日銀の利上げ路線を複雑にしている。

ロイター

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