
NECは14日、マスク姿でも本人かどうか確認できる新しい生体認証端末を開発したと発表した。端末に内蔵したカメラで、顔だけでなく左右の目の虹彩情報も同時に検出できるようにしたのが特徴。2021年度までの本格提供を目指す。
誤認する確率は100億分の1以下といい、約2秒で本人確認が完了する。新型コロナウイルスの感染拡大で、オフィスや工場、医療現場などの入退室管理では今後、非接触式で認証精度が高い本人確認のニーズが高まる見通し。
現金自動預払機(ATM)や小売店の決済システムでも導入が可能という。
JIJI Press