Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • ビジネス
  • 日本は価格抑制のため、緊急米20万トンを追加放出

日本は価格抑制のため、緊急米20万トンを追加放出

東京と全国での重要な選挙を控え、米価の高騰が消費者や政策担当者に大きな懸念となっている。(ロイター)
東京と全国での重要な選挙を控え、米価の高騰が消費者や政策担当者に大きな懸念となっている。(ロイター)
Short Url:
10 Jun 2025 12:06:08 GMT9
10 Jun 2025 12:06:08 GMT9

東京:小泉新農林水産大臣は火曜日、昨年比で2倍に高騰した米価に対応するため、緊急備蓄からさらに20万トンの米を放出すると発表した。

新放出分については、まず2021年産米10万トンを、十分な精米能力を有する大小の小売業者や地域米販売業者に販売すると述べた。残りは2020年産米から放出される。

米価格の高騰は、東京と全国で重要な選挙を控える中、消費者と政策担当者にとって大きな懸念となっている。消費者は、過去1週間半で店頭に並んだ2,000円(約13.82ドル)の5キロ袋の備蓄米を購入するため、長い列を作っている。

「備蓄米を迅速かつ低コストで消費者へ届けるため、対応を緩めずに継続したい」と小泉氏は記者会見で述べた。

「日本経済全体の価格と賃金の好循環が崩れることは絶対に許されない。原因が米にあるのであれば、そのような問題に迅速に対応する必要があると考えている」

日本は3月以降、約90万トンの緊急備蓄米から約60万トンを放出してきた。その半数は、小泉氏の新たな配給方針に基づき、過去2週間で小売業者に直接販売された。

月曜日のデータによると、スーパーマーケットの米の平均価格は 2 週連続で下落し、6 月 1 日までの 7 日間で 5 キロあたり 4,223 円と 37 円下落した。

小泉大臣は、8 月の新米出荷まで価格安定を図るため、必要に応じて緊急備蓄米を全量放出するとともに、輸入も活用する用意があることを表明している。今後数週間に選挙を控える中、今後の価格動向と政策措置が注目される。

ロイター

topics
特に人気
オススメ

return to top