• 11月8〜16日、在リヤドドイツ大使館と在ジェッダドイツ総領事館が、文化の日のイベントとしてさまざまな美術展と演奏会を催します

リヤド、ラッシード・ハッサン

在サウジアラビアドイツ大使により、金曜日から始まる9日間の文化イベントでさまざまな美術展と演奏会が催されます。

ドイツ文化の日のイベントでは、盛り上がりを見せるサウジ・ドイツ間関係と多様かつ豊かなドイツのカルチャーシーンが紹介されます。

「今回のイベントの目的は、多様かつ豊かなドイツのカルチャーシーンを紹介し、サウジとドイツの芸術家や音楽家たちが手を携えて新しく独特な作品の創出に取り組んだときに生まれるであろう、大きな可能性を模索することです」と、ドイツ大使のヨルグ・ラナウ氏は述べました。

11月8日から始まる文化の日では、4つの展覧会が開かれます。

建築展覧会では、過去数十年間にわたってサウジ王国に軌跡を残したドイツの建築家、設計者、造園家に光が当てられます。

この展覧会では、ドイツの建築家による優れた建築物、マスタープラン、造園が紹介されます。これには、AS+Pによるディプロマティック・クオーター、ガーバーによるキング・ファハド国立図書館、ボデッカーによる庭園および公園が含まれます。これらはリヤドを特色づけると同時に、長年にわたる二国間の文化的協力の証左でもあります。

また、別の展覧会ではドイツが誇る最前線の学術研究機関団体、マックス・プランク研究所の研究成果として、科学界で注目が集まる「科学のイメージ」が紹介されます。

2つの美術展では、ドイツとサウジのストリートアーティストと、光と仮想現実を扱う2人のドイツ人アーティスト、「カサ・マジカ」の作品が取り上げられます。

ストリートアートの展覧会では、ドイツ人アーティストのミシェル・ピーチとサウジ人アーティストのタラル・アル・ゼイドの作品が紹介されます。

チーム「カサ・マジカ」のサビン・ワイシンガーとフリードリヒ・フォルスターは、拡張現実体験とつながる視覚パネルと断片オブジェクトの展示を紹介し、これはArtiviveアプリを使ってビジターのスマートフォンに映し出されます。

11月9日、サウジ人とドイツ人の祭典では、ベルリンの壁崩壊30周年と、ドイツとサウジアラビアの友好条約90周年を祝います（後にナジュド及びヒジャーズ王国として知られる）。

採点のプログラムには、ピーチとサウジ人アーティスト、チュルキ・アロマイによるストリートアートパフォーマンス、友好条約に関する展覧、大使との公開討論が含まれています。

ラナウ氏は言います。「私たちは、2カ国の社会間の人々の絆と広い対話や意見交換が、政治や経済協力と同じくらい重要であり、これらは真の友好の柱であると考えています。多くのサウジ人旅行者が夏の休暇をドイツで過ごし、私たちの生活様式を直に体験しています。現在、サウジ王国はドイツをはじめとする世界中の旅行者に対して門戸を開いています。私は、多くのドイツ人がサウジアラビアを訪れ、この魅力的な国を自らの足で探索してくれるだろうと確信しています」

ジェッダのドイツ総領事ホルガー・ツィーゲラー氏もまた、ドイツ統一の日の地元のパーティー中のサプライズイベントと80〜90年代の音楽演奏で11月9日の「壁の崩壊」30周年を祝福する予定です。

11月9〜16日に開催されるドイツの文化の日では、さまざまな音楽プログラムと日替わり演奏が予定されています。

ブラスバンド「Blechreiz」は、バイエルンの伝統と古典および現代の作品をリヤドとジェッダに届けるほか、古典ピアノトリオがヨーロッパの古典音楽のレパートリーを演奏し、ジャズトリオ、ビギーが2名のサウジシンガーと舞台に立ちます。

ポップグループYEYは、地中海と東洋の影響を受けたオーガニックディープハウスと自称する独特なジャンルの音楽をリヤドで紹介します。

ハレのDJセント・エラーは、ジェッダでサウジのエレクトロミュージックシーンのヒーローたちと合流します。

11月10〜16日には、午後8時からキング・ファハド国立図書館でドイツ映画が上映されます（招待客のみ）。

リヤドでは、すべての展覧会、コンサート、映画上映会はキング・ファハド国立図書館で催されます。大半のイベントは午後5時〜午後10時半に一般公開されます。