


Arab News
ドバイ:UAEのエミレーツ航空は一部の定期便再開に伴い、21日から導入された一連の予防措置を発表した。
新たに導入された措置には、全乗客に無料で配布される衛生キット、列ごとで時間差をつけた搭乗などがあり、また1時間半以上のフライトでは、客室乗務員が必ず45分毎にトイレを清掃することになっている。
その他、ドバイを経由する乗客についても厳格なソーシャルディスタンスを確保できるようにする、追加の衛生キットを配る、すべての乗客と乗務員にマスクとグローブの着用を要求するなどの予防策が講じられる。
「機内で感染するリスクはすでにかなり低くなっていますが、私たちはチェックインから降機までの全ての段階を見直し、再設計する努力を惜しみませんでした」とエミレーツ航空最高執行責任者のアデル・アル・レダ氏は述べた。
「一つ一つの措置がリスクの軽減につながり、それらを合わせることで飛行機の旅をできるだけ安全にすることを目指しています。」
さらに、エミレーツ航空の全航空機には、あらゆるウイルスを除去し、キャビンから埃、アレルゲン、細菌を排除するフィルターが取り付けられた。
ドバイに着陸した全機体の清掃・消毒プロセスも強化され、安全性と十分な衛生が徹底される。