
東京:GCC諸国と日本との間の自由貿易協定(FTA)に関する第2回交渉が7月4日に東京で終了した。
この交渉には、外国貿易総局が率いる政府代表団も参加し、物品、技術的障壁、サービス条件、金融および通信サービス、知的財産権など、さまざまなトピックが取り上げられた。
サウジ国営通信(SPA)によると、今回の交渉では、貿易関係の強化、協力分野の発掘、パートナーシップの育成に焦点が当てられ、双方が提案案を検討した。
国際機関・協定総局副局長でサウジアラビア交渉団長を務めるファリド・ビン・サイード・アル・アサリ氏は、残りの交渉ラウンドを完了し、野心的な最終合意に達することを期待していると述べ、それが両国の貿易量に有益であると述べた。
同氏はまた、今回の交渉ラウンドは、GCC と日本の経済関係を強調するとともに、サウジアラビアの「ビジョン 2030」を支援するものであると付け加えた。
アル・アサリ氏は、ガージー・ビン・ファイサル・ビンザグル駐日サウジアラビア大使との会談で、日本との自由貿易交渉は、サウジアラビアと GCC 諸国が日本との関係を強化し、サウジアラビアと日本のビジョン 2030 の目標を達成する決意を表明する場として重要であると強調した。
SPA は、サウジアラビア王国代表団には、エネルギー省、内務省、産業鉱物資源省、環境・水・農業省、投資省、経済計画省、サウジアラビア食品医薬品局、サウジアラビア知的財産庁、サウジアラビア規格・計量・品質機構、サウジアラビア輸出開発庁、通信・宇宙・技術委員会、ザカート・税・税関庁 (ZATCA)、サウジアラビア中央銀行などの代表者が参加したと付け加えた。