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貿易協定の余波で日本の東証株価指数(TOPIX)が過去最高値を更新

2025年7月23日、東京証券取引所で、日経平均株価を表示する電子掲示板の前を歩行者が通り過ぎている。(AFP)
2025年7月23日、東京証券取引所で、日経平均株価を表示する電子掲示板の前を歩行者が通り過ぎている。(AFP)
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24 Jul 2025 05:07:55 GMT9
24 Jul 2025 05:07:55 GMT9

東京:日本のトピックス指数は木曜日に過去最高値を更新し、日経平均株価も1年ぶりの高値を記録した。これは、東京がワシントンと待望の貿易合意を締結したことで、株式市場が2営業日連続で上昇したためだ。

TOPIX は 2.1% 上昇し、2,986.63 と過去最高値を更新した。日経平均株価は 2.2% 上昇し、42,065.83 と、昨年 7 月以来初めて 42,000 の心理的節目を突破した。

火曜日遅く、ドナルド・トランプ米大統領が発表した貿易協定では、相互の関税と自動車に関する追加関税が、ワシントンが以前脅していた 25% から 15% に引き下げられた。

欧州連合(EU)も間もなく米国との関税協定に合意する兆しが見られ、市場全体のセンチメントも好転した。

タイヤメーカーを含むゴム指数は、前日に 2% 上昇した後、3.3% 急上昇した。

TOPIX 輸送機器指数は 0.2% の上昇にとどまったが、前日は 11% 近く急騰していた。

水曜日、TOPIX は 3.2% 上昇、日経平均株価は 3.5% 上昇した。

T. Rowe Price のポートフォリオスペシャリスト、ダン・ハーレー氏は E メールで、「今回の米国との貿易協定は、戦略的および経済的なレベルでの両国の関係を再確認するものである」とコメントしている。

「3年から5年の期間で見れば、日本株については前向きな見方を維持している」と彼は述べた。「バリュエーションは決して過大評価されていない」

木曜日の株式相場の上昇を牽引したのは銀行株で、セクター別のTOPIX指数は3.7%上昇し、証券取引所の33業種グループの中で最も大きな上昇率を記録した。

金融機関は、関税合意がもたらす経済の見通しの明確化により、日本銀行が今年後半に利上げを再開できるとの見方で支えられている。

中央銀行は来週水曜日と木曜日に政策会合を開くが、トレーダーは10月の利上げの可能性に注目しており、確率は約57%とされている。

ロイター

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