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2027年から、電気「エアタクシー」が日本でデビューするかも

ANAとJobyは、10月に大阪万博で車両の公開飛行デモを行う予定だ。(Joby Aviation on X)
ANAとJobyは、10月に大阪万博で車両の公開飛行デモを行う予定だ。(Joby Aviation on X)
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07 Aug 2025 06:08:39 GMT9
07 Aug 2025 06:08:39 GMT9

東京:ANAは木曜日、米国のスタートアップ企業と共同で、2027年から日本上空を電気式の「エアタクシー」が飛行することを目指していると発表した。

ANAとカリフォルニア州に拠点を置くJoby(ジョビー) Aviationは、5人乗りの航空機を100機以上導入することを目指し、合弁会社を設立すると発表した。

ANAの芝田 浩二社長兼CEOは火曜日の声明で、飛行タクシーは「私たちの航空移動を革命化する」と述べた。

ANAの広報担当者は木曜日にAFPに対し、パイロットと最大4人の乗客を乗せ、時速200マイル(320km/h)で飛行するこの航空機は、2027年にもサービスを開始する可能性があると述べた。

このプロジェクトは主に、成田空港と羽田空港、東京間の移動を想定しているが、将来は路線が拡大する可能性もある。

現在、東京中心部から成田空港までの車や電車での移動は通常1時間以上かかるが、ジョビーの5人乗り機ならこれを約15分に短縮できるとANAは説明している。

価格の詳細は未定だが、ANAは一般市民が利用しやすい価格設定を目指す意向だと、同社の広報担当者がAFPに語った。

ANAとジョビーは10月に大阪万博で車両の公開飛行デモを実施する。

「古代の知恵、伝説的な職人技、そして高揚する野心が交わる場所——それが日本だ」と、ジョビー・アビエーションの創業者兼CEO、ジョーベン・ベヴィルト氏は述べた。

「それが、航空モビリティの未来を再定義する非凡な出発点となる」

ジョビーの航空機はヘリコプターのように離陸し、その後飛行機のように前方に飛行する。同社によると、これらは「最小限の音響影響とゼロ排出量」で実現される。

12月、飛行タクシースタートアップのVolocopter(ヴォロコプター)は破産申請を発表した。これは、同分野のドイツ企業リリウムが破綻を免れた数日後のことだった。

Volocopterは、2人乗りの電気空飛ぶタクシーモデル「Volocity」で2025年に市場参入を目指していた。

しかし、航空機エンジンの認証が間に合わなかったため、今夏のオリンピック期間中にパリでの試験飛行を急遽中止せざるを得なくなり、挫折を喫した。

AFP

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