
5月の車名別新車販売台数は、ホンダの軽乗用車「N―BOX」が6カ月連続でトップだった。前年同月と比べ47.6%減の1万1655台と大幅に落ち込んだが、新型コロナウイルス流行に伴い、人気車種を中心に販売が振るわなかったため首位を維持した。
上位には、2位のトヨタ自動車の主力小型車「ヤリス(旧ヴィッツ)」をはじめ、全面改良後の車種が並んだ。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4日発表した。
3位は昨年11月に発売されたトヨタの小型SUV(スポーツ用多目的車)「ライズ」。今年2月に全面改良したホンダの主力小型車「フィット」は10.8%増の7235台で4位だった。
軽も大半が落ち込み、ダイハツ工業の「ミラ」が43.4%減で7位、スズキの「スペーシア」が67.2%減で8位と低迷した。
JIJI Press