
米連邦準備制度が金融市場を支えるために社債購入プログラムを拡大した後の、ウォール街での一夜の急騰を追う形で、火曜日の日本株は上昇した。
日経平均は正午の休憩までに3.32%上昇し22,244.96となり、月曜日につけた直近3週間の安値から反発した。
トランプ米大統領が経済を強化するために1兆ドルのインフラ投資を検討しており、日銀は政策を維持した、というブルームバーグの報告を受け、日経先物は正午の休憩中にさらに0.5%値を上げた。
景気循環色が強い荷主、鉄鋼メーカー、自動車メーカー株は、上位3部門のサブインデックスとなった。
FRBが社債購入プログラムの変更を発表し、流通市場の企業信用制度にインデックス手法を適用した後、月曜日に3つの主要な米国株価指数すべてが値を上げて取引を終えた。
投資家はコロナウイルス感染症の再燃を背景に慎重だったが、FRBの動きは市場心理のリスク選好を後押しした。
日経平均では、222株が上昇し、3株が下落した。
荷主と鉄鋼メーカーは、東京証券取引所の33産業のサブインデックスの中で最も値を上げ、どちらも5.54%上昇した。
自動車メーカーの株価は堅調で、ヤマハ発動機が7.65%、マツダが7.61%、三菱自動車が7.77%上昇した。
より広範囲の市場では、東証株価指数は2.83%上昇し1,574.12となった。
駐車場運営会社であるパーク24は、コロナウイルスの発生によるステイホームのトレンドで大打撃を受け、上場以来の最初の赤字を報告した後7.66%下落した。
ロイター通信