日英両政府による新たな貿易協定交渉で、英国が日本車の輸入関税を2026年をめどに撤廃する方向で詰めの協議に入ったことが31日、分かった。
自動車部品関税については、日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)と同水準以上となる9割超の品目で、即時撤廃に向け折衝する。今夏の大筋合意を目指す。
茂木敏充外相が8月上旬に訪英し、トラス英国際貿易相と関税分野などで詰めの協議に臨む。両国は来年初めの協定発効を視野に入れている。
JIJI Press