アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアがサルマン国王人道援助救援センター(KSRelief)を通じてイエメンで行っている救援活動は、紛争が多発するこの国の様々な場所で、衛生・医療面の援助という形で続いている。
同センターは、8月2日に終わる週のうちに、239万5千リットルの飲料水と265万6千リットルの非飲料水をハッジャ県に、10万リットルの飲料水と4万リットルの非飲料水をサアダ県に提供した。
KSReliefは今年UNICEFとの間に、イエメンのマアリブ、ジャウフ、ハッジャ、サアダの各地域に住む最大3万3,235人の人々に安全な水を供給し、汚染水を飲むことで引き起こされる病気の発生を減らすための協定を結んでいた。
また同じ週に、ハッジャ県のアブス地区の住民で様々な健康問題を抱える502人が、無料の医療サービスを受けた。
KSReliefの移動診療所も、251人に医薬品を提供した。
KSReliefはこれまでに、イエメンで総額40億ドル相当の、684のプロジェクトを実行に移してきた。イエメンは食糧確保、安全な飲料水の供給、衛生・健康・教育・人道・緊急時支援といったKSReliefの活動の最大の受益国の一つである。