
カジュアルファッションブランドユニクロの親会社、ファーストリテイリング株式会社は火曜日、日本国内既存店の7月の売上高は、消費者が新型コロナウイルス流行中に快適な「ステイホーム」向きの衣類を買い込んだため前年同月比4%増となった、と発表した。
オンライン購入を含む国内既存店売上高の4%の増加は、コロナウイルスの感染拡大により買い物客が外出できなかったことや、旅行者が減少したことにより生じた3ヶ月間の不振の後、26%の急上昇となった6月の売上高増加に続いた。
伸縮性のあるジョギングパンツやオーバーサイズのTシャツなどのアイテムが人気を博していることから、7月の売上高は「ステイホーム需要」によって増加したという。
アナリストは、ユニクロが流行のファッションよりも実用的で日常的な服に焦点を当てていることが、世界の同業他社よりうまくコロナウイルス不況を乗り切るのに役立つかもしれないとしている。
ロイター