
ソニーは5日、東京大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)との間で、人工衛星を共同開発する契約を締結したと発表した。地上からリアルタイムで遠隔操作できるカメラを人工衛星に搭載。撮影した宇宙空間や地球の映像を用いて、エンターテインメント事業につなげるのが狙い。
新規事業の推進部門に準備室を設置。数年以内の打ち上げを目指す。事業費は非公開。
宇宙空間での撮影に耐えるカメラの開発をはじめ、遠隔操作や映像を地上に送るシステムの構築をソニーが担う。東大は人工衛星本体の開発を、JAXAはソニーの研究開発計画の策定を支援する。
JIJI Press