
テルアビブ: イスラエルのイズレール航空が日曜、テルアビブからアラブ首長国連邦に向かう商用旅客便の発着枠を予約した。両国の関係正常化の動きに伴う観光旅行の可能性に備える。
イズレール航空の広報担当者は、同社が民間航空局からのフライト許可を申請しており、承認待ちの状態ながらテルアビブのベン・ガーオン空港の発着枠を予約したと述べた。
イスラエル航空局のウェブサイト上のフライト予定表によれば、同航空会社は10月を通して、テルアビブとドバイ国際空港を往復する8つのフライトを予約した。
イスラエルの国営エル・アル航空はUAE行の貨物便の運航を発表しているが、商用旅客便の許可はまだ申請していないと、広報担当者は言う。
エル・アル航空は先週、イスラエルの商用旅客機による初のUAE行き公式フライトを運航し、歴史を作った。この時UAEでは、協定を仕上げて関係を開始するため、米国の仲介による当局者間の協議が行われた。
王国は先週、UAE発着の全ての便による同国上空通過を許可する発表を行った。これを受け、両国間を運航する航空機はサウジアラビアを越えてフライトすることが可能となり、飛行時間が大幅に短縮される。
ロイター