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サウジのエネルギーシンクタンク、石油ショック分析モデルを開発

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11 Sep 2020 06:09:04 GMT9
11 Sep 2020 06:09:04 GMT9

へブシ・アルシャマリ

リヤド:サウジのエネルギーシンクタンクが、石油ショックによる各国への影響を調査する分析モデルを考案した。

アブドラ国王石油調査研究所(KAPSARC)は、36カ国を対象として1979年まで遡って石油業界のデータを組み込んだツールを開発した。

新型コロナウイルスの流行が石油需要に打撃を与えている今年、エネルギー市場全体が激しい変動の直只中にある。

調査された国々のうち12カ国は、主要な石油生産国だ。それらの国々は世界の原油産出量の3分の2を占め、確認石油埋蔵量のおよそ65%を保有している。このリストには、世界の上位6産出国のうち5カ国が含まれる。サウジアラビア、米国、ロシア、カナダ、そして中国だ。

調査は、経済ショックを吸収できる政府系ファンドを石油輸出国で設立することの重要性を強調した。それによってより広い経済への影響を弱め、システム全体の混乱を軽減することができる。

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