
ジュネーブ:世界貿易機関(WHO)事務局長の座を目指すサウジアラビアの候補者は、会合に先立ち7月14日にジュネーブへ到着した。会合では自分が事務局長の職にふさわしい理由について言い分を述べた。
サウジ王宮顧問で元経済計画担当大臣のムハンマド・アルトゥワイジリは、ブラジル出身のロベルト・アゼベド事務局長が5月に任期を1年残したまま8月1日に辞任することを発表したのを受け、彼の後任を希望する候補者の1人である。
WTO一般理事会は7月15日に始まった。全ての事務局長候補者がWTO加盟国の代表者たちに対し、自らのビジョンと業務計画についてプレゼンテーションを行い、7月17日には代表者らの質問に答えた。
サウジアラビアが7月7日にアルトゥワイジリを事務局長の指名候補にしたことを発表した際、サウジアラビアのWTO大使は、同機関が国際的な貿易ルールを策定および施行し、国際経済と貿易を発展させることで果たす重要な役割を強調した。
企業経営者、バンカー、および経済専門家の顔を持つアルトゥワイジリは、国内および国外の公共および民間部門で多くの指導的な役職を務めてきた。
SPA