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日本の株式相場は米国市場に追随して上昇 配当落ち株に人気

東京の街並みの中でライトアップされた東京タワー。(9月27日、AFP)
東京の街並みの中でライトアップされた東京タワー。(9月27日、AFP)
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28 Sep 2020 07:09:30 GMT9
28 Sep 2020 07:09:30 GMT9

東京:週明け月曜日の日本の株式相場は、先週末の米国市場の自律反発に追随して上昇し、今週配当落ちとなる株への需要に支えられた買いムードを示した。

ベンチマークである日経平均株価は、午前中の取引では0.72%上昇して23,371円70銭となり、より広範な東証株価指数(TOPIX)は0.78%上昇して1,646.93となった。東京証券取引所第一部33業種のうち4つを除くすべてにおいて上昇が見られている。

投資家たちは、先週金曜日の米国市場が主要指数の1%以上上昇で上向きに終了していることに後押しされた模様。一方日本国内の要素として、指数と投資信託の上昇ムードによる指数先物への需要をアナリストたちは挙げている。

しかし、米国が、中国の中芯国際集成電路製造(SMIC)へ特定の機器を販売するには個別に輸出許可の申請が必要になると企業に書面通知したとの報道があり、米中関係の緊張への懸念により上昇は鈍化した。

両国間のテクノロジーに関連した摩擦の中、半導体メーカーのキオクシアホールディングスは、日本で今年最大規模のものとなるはずだった新規株式公開をするに至った。

これにより、そのIPO収益の大部分を株主に還元することを意図していた東芝の株が売られることとなり、取引の早い段階で8%以上下落した後、やや戻したものの昼休み前の時点で3.15%の下落となった。

その他の半導体株も下落傾向。 SUMCOは1.02%下げ、東京エレクトロンとアドバンテストもそれぞれ1.41%と1.75%下落した。

一方、良い値動きを見せた企業の例としてはニトリホールディングスがあり、業績予想の上方修正を発表した後、このインテリアグッズ企業の株は0.61%上昇した。

また、新興企業株を対象とするマザーズ指数は0.41%の下落となっている。

ロイター

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