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ホンダ、ゼロ・エミッション技術に集中するためF1から撤退

他の自動車メーカーと同様、ホンダは金曜日に八郷社長が「100年に一度」と表現した自動車業界の大転換期に直面する中で、新エネルギー車の製造を急いでいる。(ロイター通信)
他の自動車メーカーと同様、ホンダは金曜日に八郷社長が「100年に一度」と表現した自動車業界の大転換期に直面する中で、新エネルギー車の製造を急いでいる。(ロイター通信)
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03 Oct 2020 12:10:31 GMT9
03 Oct 2020 12:10:31 GMT9

東京:日本の 本田技研工業は、ゼロ・エミッション技術に焦点を当てるため、2021年のシーズン終了をもって、FIA(国際⾃動⾞連盟)フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を終了すると金曜日に発表した。

9月末にF1撤退を決定し、ホンダは今後F1に復帰するつもりはないと、代表取締役社長の八郷隆弘氏はオンラインで開催された記者会見で語った。

「今回の決断はコロナ禍の結果ではなく、より長期的なカーボンフリーの実現という目標のためです」と八郷社長は述べた。

他の自動車メーカーと同様、ホンダは金曜日に八郷社長が「100年に一度」と表現した自動車業界の大転換期に直面する中で、新エネルギー車の製造を急いでいる。

コロナ禍の中で、自動車メーカーは低排出ガス車やゼロ・エミッション車などを含む新型車で市場シェアを獲得するための生産計画を検討しており、その競争は加速している。

2015年にレッドブル・レーシングとのパートナーシップでF1に復帰したホンダは、F1エンジンの製造に投入していた資源を、今後、燃料電池やバッテリーなどのゼロ・エミッション技術の開発を加速させる取り組みに投入するという。

レッドブルF1の代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1撤退について「本田技研工業が2021シーズンの終わりにF1からの撤退を決定することがいかに困難であったかを理解しています。我々は撤退の理由を理解し、尊重します」と声明の中で述べた。

ホンダは今月、初の量産型電気自動車『Honda e』を発表し、2030年までに生産量の3分の2を新エネルギー車に移行する計画を発表した。

ホンダの国内競合会社であるトヨタ自動車は先週、電気自動車の年間販売台数が当初計画より5年早い2025年に550万台に達すると予想していると発表した。

ロイター通信

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