
アラブニュースジャパン
東京:日本のトップ企業3社は火曜日、低炭素の未来に貢献するため、試験用の鉄道車両の共同開発を計画していると発表した。水素を燃料とする燃料電池と蓄電池のハイブリッドシステムで走行する。
日立、トヨタ、東日本旅客鉄道(通称JR東日本)の3社は、鉄道技術と自動車技術を融合させた鉄道車両の試作に向けた共同の取り組みを計画している。
「試験車両の共同開発により、鉄道の環境優位性をさらに向上させ、持続可能な社会の実現を目指します」と各社は声明で述べている。
3社はエネルギー源として使用しても二酸化炭素を排出せず、再生可能エネルギーで生産可能である水素の環境負荷の低さを強調した。
日立のハイブリッド駆動システム技術、JR東日本の車両設計・製造技術、トヨタの燃料電池自動車の技術と、各社がそれぞれのノウハウをプロジェクトに持ち寄る。