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岸田首相の在職日数、戦後8位に=932日、橋本氏と並ぶ

林芳正官房長官は19日の記者会見で、戦後8位タイとなる首相の在職日数について「先送りできない課題に取り組む毎日の積み重ねの結果だと受け止めている」と強調。(AFP)
林芳正官房長官は19日の記者会見で、戦後8位タイとなる首相の在職日数について「先送りできない課題に取り組む毎日の積み重ねの結果だと受け止めている」と強調。(AFP)
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22 Apr 2024 02:04:03 GMT9
22 Apr 2024 02:04:03 GMT9

岸田文雄首相の在職日数が22日で932日となり、戦後の首相35人のうち8位の橋本龍太郎氏と並んだ。首相が次に背中を追うのは7位の岸信介氏(1241日)。ただ、岸氏に届くには今秋予定される自民党総裁選で再選を勝ち取る必要があり、先行きには不透明感も漂う。

林芳正官房長官は19日の記者会見で、戦後8位タイとなる首相の在職日数について「先送りできない課題に取り組む毎日の積み重ねの結果だと受け止めている」と強調。その上で「引き続き政府一丸となって内外の諸課題に全力で取り組み、一つ一つ結果を出していきたい」と語った。

首相は宏池会(岸田派)出身の宰相として既に大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一の3氏を超え、残る池田勇人氏(1575日)を追っている。秋の総裁選に向け、6月の定額減税を起爆剤にデフレからの完全脱却に道筋を付け、政権浮揚を図るシナリオを描いているとみられる。

もっとも、定額減税は橋本氏が1998年の参院選中に発言を迷走させ、その後の退陣につながった「因縁の政策」だ。自民内からは「思惑通りに進むかは分からない」との声も漏れる。自民派閥の裏金事件を受けた逆風がやまない中、まずは28日投開票の衆院補欠選挙の結果が「岸氏超え」を達成できるかの試金石となりそうだ。

時事通信

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