
東京: 日本の日経平均株価は月曜日、国内での企業業績の回復の兆しとして、先週後半の米国株価の下降からのインパクトを乗り越えて反発した。 また比較的封込めに成功している国内COVID-19状況が市場心理を持ち上げた。
日経株価は、2カ月ぶりに低い終値に至った金曜日の損失全体を打ち消し、1.42%上昇の23,303.42となった。 より幅広く株式をカバーするTopixはもっと上昇し、金曜日の3か月近い谷から1.78%増加の1,607.39となった。
“日本の企業業績を見ると、シクリカル株が回復していることが判る。 市場の期待を上回って通期予想を上方修正した企業もある。” 岡三証券のチーフストラテジスト・松本史雄氏は述べた。
東京証券取引所で時価総額第4位のキーエンスは、センサー・その他電子製品の開発業者が上向きの四半期業績を発表した後、株価が1.7%上昇した。
マキタは活発な業績発表に続いて8.3%上昇したが、一方M3は、年初来で2倍以上になっているものの、上昇は1.4%であった。
だが、村田製作所は、利食いについて初期の利益を維持できず0.9%下落した。 同社は、スマートフォンと自動車関連の需要の強さを引用して、通期予想を市場期待を上回る上方修正を行っていた。
割安のバリュー株は、日本におけるウィルス感染者数が相応のアドバンテージを与え、投資家の安値買いを最も惹きつけた。 日々の新規感染者数は1000未満で、他のG7諸国における10000名超と比べて少ない。
日本たばこ産業は業績発表後6.1%上昇した。
電気・ガスセクター指数がパフォーマンスで首位となり上昇率3.1%で、不動産と鉄鋼メーカーがいずれも2.9%上昇で続いた。
「コネクテッドカー」時代における提携を深めるべく、自動車メーカーがモバイルキャリアに522憶円(5憶ドル)投資するとの発表後、トヨタは2.4%上昇し、KDDIは5.0%上昇した。
マザーズのスタートアップ指数は。投資家が今年の上昇相場から利益確定したため、0.7%下落して1か月から1/2カ月ぶりの安値となった。
同様に、ステイホーム関連株は圧迫を受け、Zホールは業績発表後10%下落した。
Reuters