
シェアオフィス事業のスタートアップ企業であるウィーワークの、最高法務責任者であり前共同社長のジェニファー・ベレント氏が、2021年の第一四半期に退社する方向で交渉していることが、2つの関係筋からロイターに伝えられた。
退社はまだ決定事項ではなく、退社の理由については関係筋からのコメントを得られなかった。あくまで匿名という条件での情報提供だ。
ベレント氏は、ロイターからのコメントを求めるメールにはすぐには返答していない。
彼女はウィーワークが昨年上場を計画した際に法務を担当するほか、共同社長にも就任していた。日本のソフトバンクグループが過半数の株を所有しているウィーワークは、ビジネスモデルと不安定な経営に対して厳しい批判にさらされて、上場の計画はとん挫した。
ブルームバーグニュースが第一報を伝えた。
ロイター