
アラブニュース
ロンドン:サウジアラビアの消費者の半数が少なくとも毎週オンラインショッピングをしているという調査結果から、サウジアラビア人の消費習慣が明らかになった。
ポデアン(Podean)の調査によると、調査対象者の約24%が週に2~3回オンラインショッピングをしている一方、11%は毎日オンラインショッピングをしているという。
パンデミックに関連するロックダウンで店舗が閉鎖され、今年はオンラインショッピングがブームとなっている。現在、一部のオンライン小売業者は、配送業者に負担がかかりすぎるため、年末の繁忙期に向けての遅延を懸念している。
「パンデミックの影響で、サウジアラビアではすでに急速に成長しているオンラインショッピングを使い始める人が急速に増加しており、これまで商品を購入する手段として電子商取引を利用してこなかった消費者が、ロックダウン中にこの販路を利用せざるを得なくなった。消費者の行動がこのように急速に変化することに備えて準備をしていたブランドは成果を得ている」とポデオンのCEO、マーク・パワー氏は話した。
サウジアラビアでのオンライン購入のトップは電子機器で、衣料品と美容品をわずかに上回っている。
スマートスピーカーの所有率は世界で最も高く、すでに所有している、または購入を検討している人は73%に上ると報告されている。
この調査によると、Amazon.saがサウジアラビアで最も人気のあるオンライン小売業者で、64%の買い物客が定期的に同サイトで買い物をしている。2位は59.7%のnoonで、45%のJarirが続く。
最近発表された世界中の研究では、現在からクリスマスまでの間に盛況なオンラインショッピング期間を予想しており、「Periscope by McKinsey」の研究では、消費者の55%がブラックフライデーに参加すると予想され、43%がAmazonプライムデー、39%がサイバーマンデーで買い物をすることを計画していることが分かった。