
アラブニュース・ジャパン
サウジ電力会社と国際協力銀行(JBIC)は、サウジアラビア王国のエネルギー部門を推進するプロジェクトの資金調達を支援するための基本合意書(MoU)に署名した。
サウジ通信社(SPA)によると、MoUは日・サウジ・ビジョン2030イニシアティブの一環で、この合意の下に両国は定期的に討論会を行い、情報を共有し、サウジ電力が直面する問題に取り組むことを目指す。
サウジ電力のファハド・アル・スデイリーCEO(最高経営責任者)は、提携契約を結ぶことは、エネルギー部門を維持し、その信頼性を増すというサウジ・エネルギー省の目標に合致すると述べた。
アル・スデイリー氏は、両国がスマート送電網や自動配電網、スマート・メーターなどに基づくスマート・インフラを開発するため、いくつかのイニシアティブを立ち上げようと協力していると述べた。
SPAによると、これらのイニシアティブはすべてサービスの信頼性や効率性を向上させ、環境面や社会的な維持可能性に積極的に貢献することになる。
日・サウジ・ビジョン2030首脳会合は12月15日に行われ、ビジネス・フォーラム・ウェビナーが翌日開かれた。
サウジのハリド・アルファリ投資相と日本の梶山弘志経済産業相は、両国の経済的な結びつきを歓迎して演説した。