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パレスチナ救済機関、来月は資金不足に直面と事務局長

ジュネーブの国連事務局で、外交官にガザ情勢についてブリーフィングを行った後、取材に応じるUNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長(AFP)
ジュネーブの国連事務局で、外交官にガザ情勢についてブリーフィングを行った後、取材に応じるUNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長(AFP)
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15 Feb 2024 09:02:51 GMT9
15 Feb 2024 09:02:51 GMT9
  • ラザリーニ氏は今週初め、UNRWAの解体を求める声は近視眼的だと述べた

ダブリン:国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のトップは15日、同機関は来月にも資金不足に直面し、多数の国が停止している資金拠出が再開されなければ、4月には財政問題が加速するだろうと述べた。

UNRWAトップのフィリップ・ラザリーニ氏は、「我々は3月からキャッシュフローがマイナスに陥り、凍結された資金拠出が解除されない限り、4月にはさらに資金不足が加速するでしょう」と、ダブリンでアイルランド外相と会談する前にアイルランド国営放送RTEに語った。

キャッシュフローがマイナスになるとは、団体や企業に流入する資金よりも流出する資金の方が多くなり、組織を維持する能力に影響することを意味する。

イスラエルは、70年以上にわたりパレスチナ人を支援してきたUNRWAはもはや目的に合致していないとしており、UNRWAのパレスチナ人職員数千人のうち12人がガザ紛争の発端となった10月7日のハマスによるイスラエル攻撃に関与した疑いがあるとの疑惑が浮上して以来、主要な資金拠出国は拠出を停止している。

ラザリーニ氏は今週初め、UNRWAの解体を求める声は近視眼的であり、その任務を終了させることはガザの人道危機を悪化させることになるだろうと述べた。

ロイター

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