
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアの鉱業会社Ma’adenが、バングラデシュの国営農産物輸入管理会社と新たな契約を締結したと、水曜日に発表した。
契約の一環として、Ma’adenはバングラデシュ農業開発公社 (BADC)に対し、2021年の一年間、リン酸肥料を供給する。
今回の発表について、Ma’adenのCEO、Mosaed Al-Ohali氏は次のようにコメントしている。「この新しい契約は、バングラデシュにおける農作物の生産量を増加させ、安定した食糧供給に貢献する重要な役割を果たすことになる。」
Ma’adenはプレスリリースの中で、サウジアラビアが非石油製品の輸出促進を目標に掲げている「ビジョン2030」の実現に不可欠であり、年間900万トンのリン酸肥料の生産を目指していると述べた。
同社は昨年、アフリカへの進出を目指し、モーリシャスに本社を置き、マラウィ、モザンビーク、ジンバブエ、ザンビアでも事業を展開する肥料販売会社、Meridian Groupを買収している。