
アラブニュース
ベイルート:サウジアラビアは、イエメンや一部のアフリカ諸国を含む低所得国へのコロナウイルス(COVID-19)ワクチン提供についてワクチン生産者たちと交渉している。アッシャルクがウェブサイトでサウジアラビア財務相モハメッド・アル・ジャダーンの言葉を引用して伝えた。
世界経済フォーラムのオンラインセッション中、アル・ジャダーン氏は、COVID-19ワクチン購入・配布のための世界的スキームであるCOVAXプログラムだけでこれらの国々が十分なワクチンを入手することは不可能だと述べた。サウジアラビアは最も危険度の高い人々の20%をカバーするため、91ヵ国で少なくとも予防接種20億回分のワクチン提供を目指している。
アフリカに住む13億人の60%が免疫を獲得するには予防接種15億回分のワクチンが必要となり、その費用は70〜100億ドルになると見積もられている。