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世界需要の回復に伴い、日本の輸出、機械受注が増加

地域別では、日本の最大の貿易相手国である中国への輸出が1月までの1年間で37.5%急増した。(資料写真/AFP)
地域別では、日本の最大の貿易相手国である中国への輸出が1月までの1年間で37.5%急増した。(資料写真/AFP)
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17 Feb 2021 08:02:40 GMT9
17 Feb 2021 08:02:40 GMT9

東京: 1月の日本の輸出は中国の需要増に牽引されて加速し、製造業のセンチメントは2019年以来初めてプラスに転じ、昨年のコロナウイルスの深刻な低迷から徐々に回復していることを示した。

設備投資の先行指標ではあるが不安定なコア機械受注は、12月には予想外に増加し、パンデミックを封じ込めるための新たな規制が企業活動を圧迫しているにもかかわらず、民間部門主導の回復に向けた心強い兆候となった。

しかし、明るい指標にもかかわらず、アナリストは、政策立案者が、ウイルスを封じ込める必要性と、成長を回復させ、悲惨な日本の財政を修復する必要性のバランスを取るのに苦労しているため、世界第3位の経済大国の回復の勢いが失速する可能性があると警告している。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のシニアエコノミストである宮崎浩氏は、「コロナウイルスワクチンの開発によってリスクは軽減されるかもしれないが、経済の回復は今四半期で止まっている。」

「ワクチン接種の遅れやワクチンへの期待を背景とした国民の活動再開により、ウイルスの再燃リスクが高まる可能性があるため、輸出と機械受注の両面で不確実性が高い状態が続いている」と述べた。

この指標は、月曜日に発表された第4四半期の国内総生産(GDP)データに続くもので、回復の早い中国経済が輸出や設備投資を後押ししたことで、日本経済が予想以上に成長したことを示した。

財務省のデータによると、1月の輸出は前年同月比6.4%増となり、ロイターの世論調査でエコノミストが見た6.6%増とほぼ一致し、12月の2.0%増に続いている。

地域別では、日本の最大の貿易相手国である中国への輸出は1月までの1年間で37.5%増加し、チップ製造装置、プラスチック、非鉄金属が牽引し、2010年4月以来の最大の増加となった。

同省の関係者によると、この大きな増加は、貿易活動に影響を与える旧正月休暇の影響で1月に大きく落ち込んだ前年の反動によるものもあるという。

米国向けの出荷は4.8%減少し、飛行機、モーター、自動車部品に引きずられた。内需の軟調さを反映して、輸入は1月までの1年間で9.5%減少し、貿易収支は3,239億円(30億5,000万ドル)の赤字になったとの中央値6.0%の予想に対して、減少した。

アナリストは、先月発令され、3月まで続くことになった緊急経済対策の再発令により、サービス消費が大きく打撃を受けているため、今四半期の日本経済は縮小すると予想している。

内閣府が発表した別のデータによると、今後6~9ヶ月間の設備投資の指標とされるコア機械受注は、12月に前月比5.2%増となり、予想されていた6.2%の減少に対して、12月は5.2%増となった。

政府は機械受注について「持ち直しの兆しがある」としていた前回の評価から3ヵ月連続で上方修正した。

しかし、内閣府の調査によると、1-3月期のコア受注は前四半期に16.8%増だったのに対し、8.5%減になると予想していることから、先行きへの懸念が高まっている。

ロイター短観の調査によると、日本の製造業の士気は2月に2019年7月以来初めてプラスに転じた。

ロイター通信

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