
アラブニュース
ドバイ:ドバイの交通当局は、市内の鉄道システムの保守・運営に関する15年契約を日仏のコンソーシアムに発注した。
2021.約5億4200万UAEディルハム(約1億4700万ドル)の契約は、ドバイの道路交通局(RTA)が実施した公開入札が行われた後、ケオリス、三菱重工エンジニアリング、三菱商事の3社に発注された。同グループは、2021年9月8日に契約に基づく業務を引き受けることになる。
「このコンソーシアムは、ドバイメトロのレッドラインとグリーンライン、およびルート2020の運行・保守サービスを請け負う」と、RTAのマッタール・モハメド・アル・タイェル局長が、ドバイ・メディア・オフィスが伝えたプレスリリースの中で述べた。
.@rta_dubai awards contract for operation and maintenance of #Dubai Metro & Tram to French-Japanese consortium. The contract covers 15 years (9 base years and 6 renewable years) and amounts to approximately AED542 million per annum. https://t.co/FCmdedi9AH pic.twitter.com/eUg7RvVGdQ
— Dubai Media Office (@DXBMediaOffice) March 20, 2021
「また、ドバイ・トラムの運営や、電車、制御センター、駅、関連インフラなどを含むメトロとトラムのネットワークの全ての資産の対応も行う」。
同グループは、自動運航の地下鉄や運賃システムの運用・保守の責任も負うと、アル・タイェル局長が語り、市の鉄道運営を外部委託することは、国際基準に沿って公共サービスの効率を高めるドバイの幅広い取り組みに沿ったものであると付け加えた。
「メトロやトラムの運行・保守の外部委託は、ロンドン、シンガポール、パリ、シドニーなどの多くの有名な地下鉄の路線で世界的に一般的におこなわれている」と、同氏は述べた。