サウジの3月の住宅ローン発行が前年比56%急増、戸建てへの融資が主導

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01 May 2021 06:05:05 GMT9

アラブニュース

リヤド：サウジアラビアの中央銀行によれば、同国の銀行は2021年3月に31,826件の住宅ローンを発行した。総額で169.5億サウジリアル（45億ドル）相当となり、2020年の同時期よりも56%増加した。

サウジアラビア通貨庁（SAMA）のデータによれば、戸建てへの融資は前年比57%増の136.8億サウジリアル、アパートメントへの融資は23%増の25.7億サウジリアル、土地への融資は14%増の6億9,700万サウジリアルだった。

サウジアラビアは2030年までに持ち家比率を70%に上げる目標を持っている。2017年には住宅省と不動産開発基金がSakaniを立ち上げ、住宅建築、区画割り当て、融資支援を通してその目標達成を促進している。

Sakaniは昨日、2020年の持ち家比率が60%の目標に達したことを発表したと、SPAが報じた。Sakaniによれば、834,000人以上のサウジ市民がこのプログラムから恩恵を受けたという。また、62,000戸が建築され、さらにパートナーシップを通して141,000戸が提供された。

このプログラムは、50,000戸の建築、30,000戸の住宅用地の予約、および140,000件の不動産ローンの手配を通し、今年中にサウジの220,000世帯へサービス提供することを目指していると、Sakaniのマーワン・ザワウィCEOは今月初旬に述べている。

SAMAの月報によれば、サウジの銀行が3月に提供した住宅ローンの数は前月比21%増加し、契約額は23%増えた。

2021年第1四半期に銀行が発行した住宅ローンは467.4億サウジリアルで、2020年同四半期よりも50%増加したことがデータで示されている。

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