
アラブニュース日本
ドバイ:日本政府観光局(JNTO)は、5月16日から19日までアラブ首長国連邦ドバイで開催中のアラビアントラベルマーケット(ATM)展示会に参加している。
JNTOの展示ブースは、日本への観光旅行促進し、中東と日本の関係を強化することを意図している。
JNTOは、日本政府が2030年までに6000万人の海外観光客を迎え入れるという目標を掲げたことを受けて、その戦略的取り組みの一環としてドバイに事務所を設立することになった。これはJNTOが中東で設立する事務所としては最初のものであり、この地域住民に日本をより好ましい観光目的地として紹介する上で、観光局の宣伝活動の中心的役割を担うこととなる。
「ATM2021などのイベントへの参加を通じて、地域の航空会社や旅行代理店との協力を強化すると同時に、中東の方に日本への観光旅行にもっと関心を持って頂きたいと思っています」と、JNTOドバイ準備事務所の菊池朋子事務局長が語った。
ATM 2021には、インドネシア、マレーシア、モルディブなどのアジア諸国も参加している。サウジアラビアもこのイベントでは大規模な展示場で、最大級の観光名所紹介を行っている。