ワシントン:米政府は27日、イランの無人機計画に使用される機密部品の調達を支援しているとするネットワークに制裁を科し、無人機供給を通じてロシアのウクライナ侵攻を手助けしているとしてイラン政府を非難した。
米財務省は声明を発表し、このネットワークが輸送と金融取引を促進することで、強力な力を持つイスラム革命防衛隊(IRGC)がイランの無人機「シャヘド136」に使用する重要部品を調達するのを支援していると述べた。
これは一連の制裁が科されているイラン政府への新たな制裁措置となる。27日に発表されたこの制裁措置は、イラン、中国、その他の国における団体や個人が対象となっている。
ブライアン・ネルソン米財務次官は声明で、「イラン製のUAVは、ウクライナ国民を恐怖に陥れ、重要インフラを攻撃するなど、ロシアのウクライナ侵攻における主要なツールであり続けている」と語った。
ロイター