
アラブニュース
ドバイ:OAGのデータによると、サウジアラビアが国際線を再開させる中、5月に中東で最も混雑した路線はリヤド・ドバイ間だった。
これに次いでカイロ・ジェッダ間、ドバイ・ジェッダ間がそれぞれ2位、3位となった。
サウジアラビアは5月17日に国外との往来を再開させ、国営のサウディアが30の国際線の運行を始めた。他の地域の航空会社もパンデミックから徐々に立ち直りつつある。
しかしながら、中東最大の空のハブであるドバイは依然、インドからの乗客の落ち込みの影響を受けている。コロナ前、インドは最大の「ドル箱」路線だった。
「インドは特にUAEやドバイにとって、最大の市場のひとつです」。Nasser Saidi & Associatesでマクロ経済部門を統括するアーシラ・プラサード氏は6日、ブルーンバーグTVでそう語った。「新型コロナに関する制限や航空便の運行停止のため、観光市場が大きな打撃を受けています」
世界的に見ると、5月の国内線の搭乗率はアジアが飛び抜けていた。上位の搭乗率を記録した路線はアジア以外でひとつしかなかった。それがサウジアラビアの基幹路線であるジェッダ・リヤド間で、OAGによると世界全体では9位だった。
OAGは、その月に予約されている座席数が最大の路線を「最も混雑する路線」と定義している。