
アラブニュース
ドバイ:UAEの廃棄物処理会社Bee’ahとギリシアの持続可能性にとりくむ会社Polygreenが、海洋・環境管理の解決策を提供する新会社を発足させた。
この合弁事業、EvoGreenは、地域の海洋を保護するための高度な海洋廃棄物処理サービスを提供すると、UAEの国営通信が報じた。
「EvoGreenは、海洋廃棄物処理業界におけるベストプラクティスの振興において先頭に立ち、UAEとさらに広範な地域のために注目に値する結果を達成するでしょう」とBee’ahの会長サリーム・ビン・モハメッド・アル・オウェイス氏は話した。
この新会社は、Bee’ahのシャルジャの複合施設内に代替原料施設をすでに設立した。ここでは、海洋廃棄物と海洋関連有害廃棄物を処理して、工業用の代替材料を生産する。
EvoGreenは現在、流出廃棄物を処理して代替燃料に変えることができる別の施設を建設中である。
どちらの施設も、UAEの港に寄港した船から有害・無害の廃棄物を収集し、再生利用、資源回収する予定である。
「Evogreenの発足は、環境を保護し気候変動という課題にとりくむ国際的な努力に対し、重要な意味をもつものです」とPolygreenの会長アタナシオス・ ポリクロノポウロス氏は述べた。
この会社は、また、再生利用・資源回収という解決策とともに、石油流出対応や遭難船処理も提供する。