
フダ・アル・シャイル
ジェッダ:エジプトの大手フードデリバリー プラットフォームのElmenusは新たに1000万ドルの資金を調達した。
Elmenus は2018年に設立され、1月あたり約150万人が利用している。今回の調達ラウンドはエジプトのFawryグループが主導し、Marakez、米国のルクソール・キャピタル・グループが加わった。
「エジプトのフード業界はサービス提供方法への消費者ニーズが急激に変化する中、テクノロジーによる現状変革によって大きく成長する可能性を秘めている」とFawryグループCEOのアシュラフ・サブリー氏は声明の中で述べている。
今回、ニューヨークを拠点とし110億ドルの資産を運用するヘッジファンド、ルクソール・キャピタル・グループがこの地域で初となる投資を行った。ルクソール・キャピタルはインドのZomato、ドイツのデリバリーヒーロー、スペインのGlovoなどにも海外投資を行っている。
Elmenusは2021年末までに対象レストランを1万2000店舗まで拡大し、エジプトの20の都市にサービスを展開することを目指している。