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BitOasisのCEO、「中東諸国は暗号通貨を受け入れ始めている」

依然として暗号通貨は主に貿易や投資目的で利用されている、とドゥディン氏は語った。(ワンバ)
依然として暗号通貨は主に貿易や投資目的で利用されている、とドゥディン氏は語った。(ワンバ)
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10 Aug 2021 07:08:03 GMT9
10 Aug 2021 07:08:03 GMT9
  • 規制当局と暗号通貨の運営者は、協力して業界基準を打ち出すべきである
  • 中東では今後に向けて有望な進歩が見られる

ワン・カルロ・ディアス

ラヤナ・アルクバリ

ドバイ: ビットコインをはじめとする暗号通貨が日々普及の度合いを強めている中で、中東諸国がこれらのデジタル資産を受け入れることの重要性を認識し始めていると、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を置く暗号通貨プラットフォームのトップが語った。

BitOasisの最高経営責任者(CEO)を務めるオーラ・ドゥディン氏はアラブニュースに対し、一部政府が「時代を先取りしてこの技術を受け入れ、起業家と企業が繁栄できるような枠組みを取り入れようと真剣に取り組んでいる」中東では、今後に向けて有望な進歩が見られると語った。

これはBitOasisの2021年前半の貿易取引額が30億ドルを超え、ユーザーベースで200%の成長を記録するなど、業績好調であることを発表した中で出てきた発言だ。

BitOasisは先日アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)から多角貿易機関として最終的な規制ライセンスを取得しており、ドゥディン氏はその他の規制当局も同様の対応を取ってくれるという前向きな見通しを持っていると述べた。

UAEだけでなく、今後BitOasisが拡大を検討しているサウジアラビアやエジプトといった他の地域市場からも政府による支援を受けられているとドゥディン氏は話す。

「我々は自分たちの知識をできる限り伝え、適切なタイミングでライセンスを取得するために規制当局と積極的に話し合いを行っており、コンスタントにコミュニケーションをとっています」ドゥディン氏はそう話す。

しかしながら暗号通貨技術の進化は非常に速く、この分野における規制が困難なものであることをドゥディン氏は認識している。

「暗号通貨分野は基本的に稲妻のような速さで進化しています。毎月新しいアプリケーション、新しい技術、新しいイノベーションが生まれています」ドゥディン氏はそう語る。

さらにドゥディン氏はある専門家の言葉を引き合いに出し、暗号通貨という新技術がこの地域で勢いを増す中で、暗号通貨業界の前例のない成長を維持するために優れた規制を中心に据えるべきだとも付け加える。

規制当局と暗号通貨の運営者たちは、イノベーションを妨げず、スムーズな形でメインストリームに導入できるような業界基準を協力して打ち出すべきだとドゥディン氏は言う。

ドゥディン氏は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が世界経済に影響を与え、投資家たちがインフレに対するヘッジとして代替の資産を求める中で、暗号通貨業界の可能性が開けたと話す。

ドゥディン氏は、規制もこの成長において大きな役割を果たしてきたと言う。

「暗号通貨取引所の運営者を対象とした規制やライセンシングは大きく増えており、特にこの地域では小売顧客向けのインフラが整っています」

暗号通貨業界が大きく成長する中で、この点に関して各国はより積極的になるべきだとドゥディン氏は言う。

「基本的に、問うべきは規制すべきかどうかではなく、いつ規制するのか、ということなのです」

「暗号通貨が金融サービスにおいて重要な役割を担うというケースは増えており、暗号通貨が金融のあり方を変える中心的な役割を担い続けていくなかで、規制しないという選択肢はありません」

暗号通貨の導入率は勢いよく伸びているものの、依然として利用の大半は投資と貿易目的だとドゥディン氏は話す。

「人々が日々の買い物や光熱費の支払いに暗号通貨を使うといった、利用例の多様化はまだ起きていません」ドゥディン氏はそう話す。だが、「いずれ暗号通貨は、人々が利用できる技術になるでしょう」

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